リニア中央新幹線

相模原市民に新しい課題

 JR東海は11月21日、中間駅建設費を全額自社負担と発表。相模原市民は、「2200億円の地元負担!」しかなかったのだから、驚きを通り越して、「どう対応してよいのか?」が大方だろう。
11月27日、川崎市麻生区で開かれた「リニア沿線活動のための集まり」に参加。これは、
沿線の人たちがリニアについて学習するための準備会。参加26名は、麻生区、横浜市青葉区、東京都稲城市など。リニアが「馬鹿馬鹿しい」「電力消費のための(原発を増設するための)」「電磁波の危険性がある」「5〜10kmごとに直径30mもの縦坑を設置するという住民への大迷惑」などと熱く語り合った。
相模原市民は「ただならよいのか?」と問われている。沿線(候補地は3kmの帯の中)住民をはじめ、リニアそのものをよく知る必要がある。他人まかせは原発のような結果を招くことになる。(文責・牛塚宏子)