10月30日、台風14号の接近で荒れ模様の生憎の天候の中、相模大野の南保健福祉センターに来賓、メンバー約50人が集まり、福祉クラブ生協家事介護ワーカーズ・コレクティブあいわの設立総会が行われました。
神奈川ネットワーク運動・さがみはらは、いつまでも相模原で暮らし続けられるよう、市民が主体となって身近な福祉サービスを提供する参加型福祉を地域にひろげることを政策の柱として活動してきました。ワーカーズ・コレクティブなど非営利協同の市民福祉事業の設立を応援しています。
「あいわ」のメンバーは、高齢化の進む相模原南区に新たな家事介護の市民事業を設立しようと、2009年4月に準備会を立ち上げ、同年10月からサービスを開始しました。となり近所のコミュニケーションやたすけあいが非常に希薄になっていることを実感し、改めて、おたがいさまのたすけあいのしくみの必要性を感じてきました。
現在、相模原市には、家事介護のワーカーズ・コレクティブが「あいわ」を含めて3つあります。最近では、産前産後の支援など子育て支援のニーズに応える中で、母親の孤立化など深刻な事例にも直面することがあると聞きます。行政との連携やネットワークづくりについてネットとしても取り組んでいきます。