ミニフォーラム報告

携帯基地局乱立に歯止めをかける条例をつくろう!

現在、携帯電話基地局の増設工事が急ピッチですすめられています。相模原市でもマンション屋上への基地局設置に住民が反対し、設置工事が中断しているところがありますが、多くは住民の知らない間に基地局が建設され、健康を脅かされています。
「基地局の設置前に住民に知らせること」を条例化した鎌倉市の事例を石川すみ市議から話を聞き、今後の活動につなげたいとミニフォーラムを開催しました。
鎌倉市では、市民団体から提出された陳情が採択され条例が制定されました。地域住民対事業者の紛争防止を目的としていますが、事業者が基地局を設置するときは、「市へ計画書の提出」「近隣住民への概要説明」「説明会の報告書の提出」の義務化が明記されています。
鎌倉市のような条例があれば、知らぬ間に基地局が設置されるということは回避できます。行政が健康調査を実施して電磁波の被害状況を把握すべきです。私たち市民も電磁波の測定などを行い、条例制定に向けて活動をすすめていきたいと思います。