12月4日(金)午後4時ごろ、“ドーン”という凄まじい音。相模総合補給廠の中で焼夷弾の爆破処理をした音だということが後でわかりました。
補給廠では米軍の戦闘指揮訓練センターの建設工事が4月から行われており、11月27日、その工事現場から約80本の焼夷弾が見つかりました。米軍はその内の15本の爆破処理を実施。市には直前の3時20分に国と米軍から情報提供があったそうです。想定以上の爆破音に、その日の処理は終了し、12月7日、残りの60本余の処理が行われました。市の中心部に位置する住宅地の真ん中で爆破処理など考えられないことです。
市は、直前の情報提供だったため住民への周知や安全確認ができないと中止を求めたそうですが、爆破処理は強行されてしまいました。今回のような場合でも、市は直接立ち会うことや現場を直接確認することができないのです。基地周辺に住む市民への配慮がされなかったことに憤りを感じます。