相模総合補給廠の爆発事故に抗議

 8月24日未明に発生した、米陸軍施設・相模総合補給廠の爆発事故は市民に多大な不安をもたらしました。相模総合補給廠は、米陸軍の補給基地として、海外の戦場で必要となるベースキャンプセットや橋梁セット、病院セットなどが保管されている他、日本国内の基地から出る廃棄物の一時保管場所となっているため、これまでにもPCBの保管などが問題になってきました。

 24日の爆発事故の際、倉庫に保管してあった物が何か、何が爆発したのか、すぐには解らず、現場にかけつけた相模原市消防は放水することもできなかったということです。爆発した倉庫が基地の周辺部にあったら、近隣住民も巻き込んだ大事故になっていたかもしれません。現状では日米地位協定により、即座の情報把握や対応について自治体に裁量がなく限界があります。

 早急に爆発事故の原因究明と再発防止策を講じ、市民に情報提供することを求めると共に、今回のような事故の際、住民に最も近い自治体が素早い対応ができるような体制を整えることが必要と考えます。